ゴムローラーの取り扱い方について

ゴムローラーを大切に使って頂く為に、取り扱い上の注意点をご紹介します。

移動及び運搬上の注意

  1. ゴムローラーの輸送に際しては頑丈な木箱を用意されることをお薦めします。
  2. 吊り上げる際はジャーナル部にロープを掛けるか、幅広のベルトをセンサー位置に掛けて行って下さい。
    ゴムローラー面をチェーンやワイヤーなどで吊ることは避けて下さい。
    又、ベアリング面の傷つきを防ぐためにジャーナル部は保護された方が賢明です。
  3. ホイスト装置などから油が飛散してゴムローラー表面に落下することがありますので注意して下さい。
    もし油が表面についたら速やかに拭き取って下さい。

保管上の注意

  1. ゴムローラーの保管に際しては必ずジャーナル部で受けるか、或いは立てて置くようにして下さい。
  2. 保管する場所として冷暗所で直射日光が当たらない所が最適です。
    又、オゾンを発生するような電気装置(モーター、殺菌灯など)の近辺は不適当です。
  3. 6ヶ月以上保管したローラーは再研磨されることをお薦めします。
    又、保管時のゴムローラー表面は紙などを巻いておくと表面の酸化劣化は減じられます。
  4. 軟質ゴムで重量の大きいローラーはゴム面の湾曲を避けるために定期的にローラーを回転させて下さい。

使用上の注意

1. 圧力及び速度

ゴムローラーに負荷される荷重能力は回転速度、ゴム材質の種類、ゴムの硬さ、肉厚、温度条件、鉄芯構造、使用薬品等により大きく左右されますが、一般には最大の線圧で100kgf/cmであります。
運転条件によってはそれ以上の能力に設計することも可能です。
又、高荷重、高速のいずれか或いは両方の条件下で使用されるゴムローラーは、ゴムがニップされることにより生ずるヒステリシス発熱を取り去るのに水冷できる様な鉄芯構造をとる方が安全であり、寿命も長持ち致します。

2. 温度

ゴムローラーを昇温する際は急激な加熱は避けて下さい。
各種ゴム材質の耐熱温度は各種ゴム素材の特性の表の通りですが、接着層の耐熱性はそれよりも劣りますので高温使用の場合はローラー芯内部より冷却されることが必要です。

3. 化学薬品

各種ゴム材質の化学薬品に対する耐久性はおおむね各種ゴム素材の特性の表の通りですが、特に問題のある用途については、使用薬品をご提供頂けましたら、弊社にて適正材質を選択致します。

4. 機械的要因

ベアリング、軸受、ギヤーなどの摩減、偏荷重、機械のがたつきなどはゴム表面に異常な摩耗を生じたり、寿命の低下の要因となりますので御注意下さい。
又、アンバランスローラーやたわみのあるローラーも同様です。

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